院長対談

まずは、しっかりと患者さまの話を聞く。

インタビュアー(以下、イン):まず、普段患者さまの治療をしていて、最も大事にされていることを教えて頂けますでしょうか。

寺田和弘院長(以下、院長):いくつかありますが、一つだけと言われたら「患者さまの話を聞くこと」ですね。

イン:なぜそれを大事にされているのでしょうか?

院長:やはり患者さま一人ひとりは違うからです。症状が同じでも、原因が違ったり、ご希望の治療内容が違ったりします。ですから、まずは患者さまのお話を聞くことが重要なのです。

イン:話を聞くことによって、より適切な治療ができるようになるということですね。

院長:仰る通りです。それに、じっくりと話を聞いていると、生活習慣やお仕事のこと、ご家族のことなども知ることができますので、そういった情報もより良い治療の実現に活かしています。

イン:他にも、話を聞くメリットはありますか?

院長:やはりしっかりと話を聞いてくれるというのは、安心感にも繋がると思います。何も言えず、説明もなく治療を受けるのは不安でしょうから。

イン:たしかに、ちゃんと自分の希望を伝えられたら、それだけでも安心できそうですね。

院長:そうなのです。ですから、本当に些細なことでも何でも構いませんから、思っていらっしゃることは何でも話して頂ければと思います。「歯医者さんにこんなこと言っちゃっていいのかな?」なんて気兼ねする必要は全くありません。

予防の大切さを、広めていきたい。

イン:現在は、どのような患者さまが多いですか?

院長:この辺りは人通りの多い住宅街で、小さなお子さまからご年配の方まで、本当に様々な方がお越しになっています。治療内容についてもあまり偏りはないかも知れませんね。てらだ歯科医院は、総合的な歯科診療を行っていますし。

イン:そんな中でも、今後はもっとこんな方にたくさん来て欲しい!というのはありますか?

院長:治療ではなく、歯の予防を受けられる方が増えたらいいなとは思っています。それは当院に来る患者さまが増えたらいいなという意味ではなく、歯の予防に目を向ける方を増やしたいということです。

イン:虫歯になっていなくても歯医者さんに行くということですか?

院長:そうです。もちろんご自宅での歯磨きも大事ですが、定期的に歯医者さんに行って、クリーニングを受けることで、将来歯を失うリスクを軽減することに繋がるからです。

イン:歯磨きだけではダメなんですね。

院長:歯磨きだけでは、どうしても落としきれない汚れもあるんです。ですから、数ヶ月に一度は歯医者さんでクリーニングを受けて頂きたいですね。

イン:クリーニングは痛くないのですか?

院長:相当たくさんの歯石が溜まっているといった場合を除いて、ほとんど痛みはありません。むしろ、お口の中がサッパリして気持ちいいと仰る方の方が多いですよ。

個室の治療室と暖かみのある待合室で、 リラックスして頂きたい。

イン:院内の雰囲気作りに関して、特にこだわっていることはありますか?

院長:診療室は全て個室にしました。

イン:プライバシーを守るためですか。

院長:そうです。他にも、他の患者さまが同じ空間内にいないという衛生上のメリットもあります。歯を削る時って、意外と粉や水が飛び散っているんですよ。隣でガリガリ歯を削っている人がいる空間で、大きく口を開けているのは、ちょっと気になりますよね。

イン:たしかにそうですね。

院長:あとは、バリアフリー設計で廊下の幅も広めに取りました。ベビーカーの方も、車椅子の方も、そのままお入り頂けます。

イン:待合室については何かありますか?

院長:大きな窓と暖色系のライト、それに同じく暖色系のソファで暖かみのある空間を意識しました。お待ち頂いている時から、リラックスして頂けると嬉しいですね。

イン:ありがとうございます。最後に、ホームページをご覧の方に、メッセージをお願いします。

院長:治療も予防も、とにかく早めに始めることが重要です。早期発見・早期治療が、患者さまの負担を減らすことになるのです。ですから、本当にちょっとしたお悩みでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談にいらしてください。一緒に、健康な歯を守っていきましょう!